胸は真っ赤に腫れ上がり、触ると痛く、頑張って搾乳しても…

長男を出産してすぐ、私はひどい乳腺炎を煩い、
本当につらい日々を送っていました。
出産した病院は母乳育児を推奨している病院だったので、
赤ちゃんとの「おっぱいトレーニング」には力を入れて頑張っていましたが、
息子は上手に飲めず、そうこうするうちに私のおっぱいは真っ赤に腫れ、
高熱とともに乳腺炎で倒れてしまいました。

私の場合、病院の助産師さんによるマッサージもうまくいかず、
息子も上手に飲めないままだったので、産後一ヶ月たっても、
乳腺炎の状況はよくならず、状態はさらに悪化していきました。
胸は真っ赤に腫れ上がり、触ると痛く、頑張って搾乳しても、
黄色い乳が出てくるという辛い状況でした。

いっこうに良くなる兆しが見られない中、友人の勧めで訪ねたのが
市川先生のところでした。
先生は私の胸を一目見て、「これは切開しないと治らない」と的確に判断し、
すぐに病院に連絡を入れて、連れていってくださいました。

切開後はかなり楽にはなりましたが、まだまだ腫れは治まらず、
市川先生は、休日も関係なくケアをし続けて下さりました。
時間はかかりましたが、息子も上手に母乳が飲めるようになり、
私の体調も回復し、気づけば100パーセント母乳育児ができるまでになりました。

もしあの時、市川先生に出会えていなかったら、
どうなっていたのかと思うときがあります。
あの辛くて地獄のような日々から救い出してくださった市川先生は、
私の命の恩人だと、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、数多の困難を乗り越えつつも、結果的には、
息子との母乳育児ができたことに大変満足しています。

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