息子が生後2週間の頃、産院の母乳外来では手に負えない程ひどい乳腺炎に…

<乳腺炎、出すぎるおっぱい、復職、断乳を乗り越えた、充実の母乳育児>

息子が生後2週間の頃、産院の母乳外来では手に負えない程ひどい乳腺炎になってしまい、市川先生をご紹介いただきました。
それから1歳11カ月で断乳するまで、おっぱいの状態に合わせて毎日~数週間に1回のペースで、先生のもとに通いました。

これまでに桶谷式の先生数人にかかりましたが、市川先生の手技が一番気持ちがよく、私には合っていたと思います。
また、先生には、おっぱいのことだけでなく育児の相談にも乗っていただきました。たくさんのお母さんを見てきている先生から、「大丈夫よ」と言ってもらったり、「こういう例もあるわよ」などとお話いただいたことで、何度も気持ちが楽になりました。

私のおっぱいは、すぐに張り、すぐに硬くなり、どちらかというと出すぎるおっぱいで、左右のバランスも違っていました。
乳腺炎が完治してからも先生の手技を定期的に受け、2,3時間おきに授乳し、授乳前後に適量を搾乳し、食事もちょっと気を付け・・・と、いい状態のおっぱいに近づけるように頑張りました。おいしいおっぱいを飲ませてあげたいという気持ちと行動が伝わっていたからでしょうか、息子はおっぱいが本当に大好きでした。

息子が1歳5カ月の頃には、復職しました。復職に当たっては、わたしのおっぱいは大丈夫だろうか、息子も耐えられるのだろうかと、心配で心配で頭がいっぱいになっていましたが、会社ではおっぱいが辛くなったらしぼること(搾乳環境が整っていなければ、紙おむつやナプキンにしぼるとよいとの豆知識も教えてもらいました。)、親子で一緒にいるときにしっかり向き合っておっぱいをあげられれば大丈夫よと、何度もおっしゃっていただけたことが、背中をポン と押してもらったような気持ちになったのを、今でも強く覚えています。
結局、私のおっぱいも息子も、復職後徐々に悩みなく過ごせるようになり、息子にとってのおっぱいは、体の栄養から心の栄養の意味も強くなってきたなと実感しながら、仕事と母乳育児を両立することができました。

1歳11カ月で断乳後、2歳4カ月になる今でも、息子はわたしのおっぱいをみては「ママのおっぱいおいしかったね」と言ってくれます。
乳腺炎、出すぎるおっぱい、復職、おっぱい大好き息子の断乳、悩みはたくさんありましたが、先生に母乳育児の強力なサポーターになっていただき、本当に充実した大満足の母乳育児をすることができたと思っています。

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